LAOWA 4mm F2.8 Fisheye Fuji-X をレビューする話
今回は LAOWA 4mm F2.8 Fisheye Fuji-Xを使って星を撮影したので、レビューします。
LAOWA 4mm F2.8 Fisheye Fuji-Xの概要は前回の記事を見てね!
↓前回の記事
FUJIFILM, X-T2, LAOWA 4mm F2.8, 250’’×3, F2.8, ISO1250
ポラリエにて追尾, SIにてコンポジット, PSにて強調処理
追尾とコンポジットでしっかり露出時間をかけてあげれば、しっかり天の川が出てきてくれます。
また、X-Trans CMOSセンサーのおかげで赤外領域が写り、天の川がほんのり赤みがかって見えます。
そんな感じで、現状での星見全周魚眼界隈でコスパ最強になっています。(2020/9/27現在 Amazon価格 ¥25,245-)
天体セカンドカメラとして人気なX-M1と組み合わせれば、コスパ最強の天体全周記録カメラとなるでしょう。
みなさんも遠征の記録に一玉いかがでしょうか?
今回デビューしたXマウント用です。
Xマウントを持っていないそこの君へ。
マウントを替えるのはちょっと…という方にはEマウント用を。
マイクロフォーサーズ用だってあります。
EOS-M用だって。
LAOWA 4mm F2.8 Fisheye Fuji-X を買った話
???
??
?
!!!
そんな感じで、新発売の LAOWA 4mm F2.8 Fisheye Fuji-Xを買ってしまったので、今回は全周魚眼の話をします。
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全周魚眼の話
全周魚眼は、主に等距離射影方式を採用したレンズであり、使用者のインプレッションで恐れずに言えば、約180°の視界が円形に写るレンズです。
星空撮影においては、自分の作風を出すことが難しい反面、失敗する確率がとても低いので、保険として1回の遠征に1枚は、全周魚眼で撮るようにしていました。(追尾失敗してても、比較明合成すればいいし笑)
星は廻る、世界はすすむ pic.twitter.com/h7HfyMExJ5
— らぱん (@123propanetriol) 2017年9月20日
↑このときは、ポタ赤が南半球の設定になっていて、2倍流れていました。。しかし、それでも大丈夫!比較明合成すれば。短い時間で長い軌跡が撮れる発明をしたかもしれん()
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Xマウントの全周魚眼
カメラバカの世界では、現実に存在しないレンズを想像することを夢遊病といいます。らぱんはXマウントのミラーレス専用設計の全周魚眼が出てくることを夢見ていました。
一般的に広角のレンズほど、ミラーレス専用設計にすると、小さくなります。
Xマウントの全周魚眼も存在してはいました。
安原製作所のMADOKAと、ChinaのメーカーのMeike 6.5mmです。
しかし、MADOKAのXマウントはほぼ流通しておらず、Meikeは星像が悪すぎました。
下記は、Meike 6.5mmで撮影した星空です。
南天の全周 〜ウルルをそえて〜 pic.twitter.com/9PZI29K0en
— らぱん (@123propanetriol) 2019年3月30日
遠目で見ればきれいなのですが、周辺を見ると星が矢じり型をしています。。
(※1万円のレンズとしてはとても優秀だと思います)
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LAOWA 4mm F2.8 Fisheye Fuji-X
そんなXマウント全周魚眼の事情の中、LAOWAからXマウントの全周魚眼が発売されました。
下記は、日本の代理店のシュミットさんのリンクです。
大学時代はとてもお世話になりました。愛知に来てからは、まだご挨拶できていないのが残念です。CP+で久しぶりにお話できるかと思っていたのですが、コロナめ。。
(↑焦点距離は無接点なので間違ってます)
今回は、おうち時間なので、天井を撮りました。
4 mmなので、今まで使っていた全周魚眼よりも広く写る気がする…
早くコロナが終わって、遠征にもシュミットにも自由に行ける世界が戻ってきてほしいですね。
星の作例はそのときに。
それでは。
Wake by SwitchBot (SwitchBotでPCをつけられるようにする話)
コロナで自粛のため、実家に帰れず、外出すらままならないので、この機会に一人暮らしの家の設備強化をする運びとなりました。
とある愛知のらぱんです。
目次
経緯
今回は家の外からデスクトップPCを起動する話をします。
なぜかというと、
その実現のために使用したSwitchBotのレビューが
あまりにも少なかったからです。
実際に設置するまで、
「本当にできるのかよ!?」と不安でした。
方法の検討
家の外からPCを遠隔で起動する方法は2つの方法が挙げられます。
1. なんらかの方法で電源ボタンを押す(物理)
2. Wake on LANを使う
2.の方法も一応できるとは思うけど、
LAN外からのアクセスを許可するのはセキュリティ的にビミョイなぁと。
許可するポートを特定のヤツにすれば安全なのかもしれないっすけど、
インフラ系の知識が弱いのでやめました。
PCにそんな重要な情報は入ってないけど、
サイバー犯罪の踏み台にされたりするのは困るので。
参考:https://qiita.com/gam0022/items/4c2a3fdc29ac4977b51c
1.の方法は実家にいるときは最悪、
母にメールしてつけてもらったりしていました(Wake by Mom)が、
一人暮らしとなるとそうもいきません。
そこで、IoTボタンを導入することにしました。
IoTボタンならば、セキュリティは担保されているでしょう(きっと)
SwitchBotの紹介
前々から調査はしていたのですが、マツコの知らない世界でSwitchBotのカーテンを開けるヤツが紹介されていたので、これにしました。
また、このボタンを押す装置だけでは、LAN外からボタンを押すことはできないので、ハブが必要です。複数種類ありますが、一番安いhub miniというやつで問題なさそうです。
SwitchBotの導入の実際
SwitchBotの筐体が干渉するので、
BDドライブを一つ下のベイに移動しました。
いろいろゴニョゴニョ設定すると上記のような状態になり、
右のボタンを押すとスイッチが押されます。
作動中のスクショを貼りたかったんだけど、
PCで書いているのでできませんw
それでは
輸入、はじめました
しびれを切らしてしまいオルゴール赤道儀であるOmegon Mount Mini Track LX3の輸入をはじめました。
オルゴール赤道儀は、日本の市場ではSB工房さんのMusicBox EQⅡがありますが、SB工房主宰の方の体調が優れないらしく現状ほとんど新品は販売されていないようです…
それならばということで、少し遊び心のある外国のオルゴール赤道儀を輸入することにしました。
←co.jpでは、驚くような値段で出品されている。。
さて、これからアメリカアマゾンでの輸入の流れを記録していきます。
12/16 購入
税関処理で余計にお金がかかったときの保険(Deposit Fee?)として10%くらい商品の代金に上乗せされて請求されてきます。
↓
12/17 伝票番号発行
今回はECMSという運送会社が日本まで輸送してくれることが分かりました。日本に着いてからは日本郵便が輸送してくれるらしいです。
年末年始には家に着くらしいですが…
つづく
大胆にEF-610、ひっそりとMC-11
今日はストロボの話です。
先日Comic Zinに行ってストロボ本を買ってしまいまして、ストロボ欲しいなぁと思って色々調べていました。
↑レンズ沼もいいとおもうけどね
そうは言っても、やはりsd Quattroには内蔵のポップアップストロボがないのである。
そして、EF-630しか使えないのかと思いきや、前の機種も使えるみたいというところまで判明した。。。
←まあ学生にはお高めですね。いいヤツだけどもぅ。
そして、某巨大オークションサイトを見ていると、なんと、なんとですねぇ、状態のよいEF-610 DG SUPERがあるじゃないですか。。。しかもイチニッパですよイチニッパ。
←新品だと同じくらいのお値段ですね。
(sd Quattro側でできる設定は意外と少ない模様)
以上のように、sd Quattro側で設定できるのはスローシンクロくらい。後は、ストロボの方で設定してあげないといけない
↑そして、このざまである。
ぼくは必要に迫られてストロボをつけているだけなのに…
お別れは、ストロボのおかげで撮れた鍾乳洞内の写真です。看板にピントが合っていますね。
あれ?MC-11の話は?ウッ…頭が…ノシ
<おわりに>
ここでは、「フラッシュ」、「スピードライト」のことを「ストロボ」と呼称しています。あしからず。
sd Quattroに望遠鏡を付けて月を撮る話。
どうもこんにちは。カメラバカにつけるらぱんです。
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これまでの諸々の経緯
早速ですが、下記のツイートをご覧ください。
カメラバカにつける薬 号外です pic.twitter.com/NiPvMUuD89
— ていこくらんち (@teikokulunch) 2016年2月23日
そう、何を隠そう「カメラバカにつける薬」は2016年2月23日以前の時代では、レンズ交換式のQuattroなんてモノがこの世に出てくることはありえない!と巷では思われていたことを示す極めて貴重な史料であります。
ましてや、Quattroセンサーに望遠鏡を付けて月が撮れるなんて誰が考えたでしょうか!
実に歴史的瞬間ですね!
←随分安くなったので買おう
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実際に望遠鏡にsd Quattroを付けるのに必要なモノ
sd Quattroを望遠鏡に付けるためには、SAマウントのTリングが必要であるが…
そんなものはないので作るしかない…
←SA-M42
(注:SAマウントはマウントがKマウントで、電子接点がEFマウントらしいので、KマウントのTリングでSD1を無理やり望遠鏡に付けるようなブログ記事をどこかで読んだ気がするんですけど、ネットの海に呑まれて再度見つけることができなかった。とりあえずガタガタするとか書いてあった気がします。夢かもしれないけど。)
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準備は整った。望遠鏡を付けてシャッターを切ろう。
たぶん望遠鏡にくわとろをつけるようなバカなマネをしたのはらぱんが世界で初めてなんじゃないかと思います。良い子はマネしないでね。
今回つけた望遠鏡はタカハシのFC50ですね。400 mmです。
sd Quattro FC50 400mm F5.8 SFDモードで撮影。(1/800-1/13)
そして月の写真ですよ。SFDモードで撮ると月の外周がジャギーっぽくなるみたいです。追尾しなかったからなのかなとも思ったけどそんなに開いてねぇ…何か分かる人がいたらTwItterかコメントで教えてください。
ちなみにこれが1発撮りの写真です。
sd Quattro FC50 400mm F5.8 1/80
外周のジャギーっぽさはなくなりましたが、やっぱり月面のディテールはSFDで撮った方がよさそうですね。まあ、1つのファイルサイズが約250MBもするんですからこれぐらいじゃないと困る気もする…
そんなわけで今回はsd Quattroで月を撮った話でした。
それではごきげんよう。